一戸建て、空き巣への防犯対策、防犯意識と防犯カメラの設置
空き巣への防犯対策を怠ってはいけません。
なぜなら、正しい防犯対策をおこなえば、空き巣被害には合う確立を減らせるからです。
いまだに、住宅とくに一戸建て住宅への空き巣被害はなくなっておりません。
日常生活のなかで、起こりうる犯罪のひとつとして、空き巣があります。
空き巣とは、人の居ない住宅や事務所に侵入し、金品を盗む犯罪です。
空き巣の数、被害件数は、実際は平成15年以降は減少傾向にあります。
しかし、全国では一日あたり80件以上の空き巣被害が報告されております。
それゆえに、空き巣への防犯対策を怠ってはいけないのです。
空き巣の発生場所
空き巣の発生場所は、圧倒的に一戸建て住宅での被害が多く、次に一般事務所、そして共同住宅(マンション)となっております。
一戸建て住宅被害が多い原因は、物理的な侵入の容易さと警備の薄さでしょう。
事務所があるビルや集合住宅は、管理事務所があったり、警備員がいたり、空き巣にとっての不都合が多いゆえです。
空き巣の手口
空き巣が一戸建てなど住宅に侵入する手口として、いちばん多いのがガラス破りです。窓のガラスを割り、ロックを外して家屋に侵入します。
ピッキングといって特殊な工具を利用して鍵を開ける手口や、バーナーでガラスを焼くことでかんたんにガラスを割ってしまう焼き切りなどが常套手段です。
ほかにも、郵便ポストや植木鉢の下に隠した鍵で見つけられてしまうことによる無施錠狙いや、締め忘れたドアや窓を見つけて侵入する手口があります。
空き巣被害への防犯対策
特に一戸建て住宅については、以下の防犯対策を実施することで、
大きく空き巣被害に合う確立を減らすことが出来ます。
・外出時はいずれかの室内の電灯をつけておく。
・夜間まで外出する際は洗濯物を干しっぱなしにしない。留守だと分かり不用心な家だと思われます。
・長期不在の際の郵便物は、友人や近所の方に定期的に取り出してもらう。
・個人情報が記載されたハガキや封筒などの郵便物、書類などはシュレッダーにかけて捨てる。
・ゴミ出しは当日の朝に行う。夜間は持ち去られる可能性が否めない。
・家屋の裏手など死角となる部分には、音の鳴る砂利を敷き詰めたりセンサー付のライトを設置する。
・家屋の1階の窓や窓付きの勝手口ドアには、金網を設置する
・抑止効果のための防犯ステッカーを玄関ドアに貼る
・玄関ドアのキーロックには空き巣が開けにくいものを使い、ロックはダブルにする。
・屋外の壁に人感検知ライト、センサースピーカーを設置し、侵入者を威嚇する。
・赤外線LEDが赤く発光する録画式の防犯カメラを設置する。
※ダミー防犯カメラは、空き巣にバレバレなので無意味です。
防犯カメラについて
防犯カメラには、空き巣への抑止力があります。
なぜなら、家屋の壁に取り付けている場合、その見た目から空き巣を威嚇することができます
また、夜間にはレンズの中にあるLEDが赤く発光し、防犯カメラの存在をよりアピールすることができます。
実際に、正しく防犯カメラを取り入れている家屋への空き巣被害は非常に少ないのです。
空き巣を未然に防ぐ抑止力としての防犯カメラは、積極的に取り入れるべきです。
防犯カメラの最大の機能は、証拠映像の録画です。
防犯カメラの役割は、空き巣に対する抑止力だけではありません。
それよりも大事な役割、それは、防犯カメラに映し出された映像を録画することです。
なぜなら、空き巣被害を警察に届け出る場合、録画した映像が重要な証拠映像となるからです。
一般の方は意外とご存知ないかもしれませんが、防犯カメラのなかには録画機能を備えたものがあります。
家庭用録画機に似た外観でハードディスクを内蔵している録画機と、SDカードをカメラ本体に内蔵できるものがあります。
要するに、映像を録画するには、映像データを収めるメディアを内蔵した防犯カメラが必要です。
防犯カメラの映像証拠をもとに、空き巣の犯人を特定し逮捕に至った実例は多くあります。
一昔前より、個人による防犯カメラの設置は一般的になっています。
というのは、素人でも気軽に防犯カメラを購入できるようになったことです。
楽天市場などのインターネットショップでは、低価格の防犯カメラからプロ仕様のものまで購入することが出来ます。
実は私自身、防犯カメラに専門化したインターネットショップを10年を超えて経営しています。
その期間のなかで感じたことは、防犯カメラの需要が、年々と高まってきていることです。
空き巣の件数は減少傾向にあるけども、防犯カメラの売れ行きはよく、需要が高まっている。
これは、人々の防犯意識が高まっているのだといえます。
防犯カメラの設置が一般的になっていることが、日本全国の空き巣の件数を減らしているのだと言えます。
これについては、わたしは憶測ではなく、ほぼ確信しています。
空き巣もバカではありませんから、本物の防犯カメラとダミーカメラの知識は心得ています。
録画されることを認識しながら、リスクを犯しはしないでしょう。
映像の証拠が残れば、現行犯でなくとも、御用となってしまうわけですから。
防犯カメラを除く防犯対策は、いわば受身の防犯対策と言えます。
防犯カメラは、空き巣に対して、威嚇と警告をしながら、
そして、実際におこった事象を映像に記録するという、能動的な防犯対策なのです。
いざというときの備え、証拠を記録する防犯カメラは、今後さらに進化していくでしょう。
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