学校の先生必見!防犯教室や訓練で不審者侵入から子どもを守ろう!
学校によっては年に数回、不審者侵入の対策として防犯教室や防犯訓練を受けているでしょう。
2001年に発生した大阪府池田市にある大阪教育大学附属池田小学校の殺傷事件などをみると、学校の先生が生徒たちを守る場面もあり得ます。
最近では学校の正門には守衛さんが警備していますが、学校によっては1人で警備にあたっている学校もありますので安心とは言えません。
今回は防犯教室や防犯訓練から学ぶことができる対策についてご紹介します。
子どもの被害状況
警察庁の資料では、2008年の子どもの被害件数が約34,000件ですが、2017年には約15,000件にまで減少しています。
その背景としては通学時間帯に警察官がパトロールを実施したり、
地域に不審者が現れた場合は警察署から学校へ連絡をするなど、さまざまな取り組みを行なっている結果です。
しかし略取誘拐の被害件数に関しては、2008年が60件だったのが2017年では約70件となっており、被害件数が減少しているわけではありません。
子どもは学校を出たり、地域内で遊んでいるときに狙われている可能性が高いのです。
防犯教室・防犯訓練の必要性
警察署と学校の連携はとても大切ですが、子どもの安全を守るためには「安全確保3要素」を意識する必要があります。
1つめは、先生を含め生徒も防犯教育・防犯訓練を受けることです。
犯罪から身を守るためには、防犯に関する教育や訓練を受けておくことで、いざというときに何かしらの対処ができる可能性があります。
2つめは、学校は危機管理体制を確立させることです。
もし不審者が侵入してくるような緊急時にどのような対策をとるのか、警察署を含めた関連機関とどう連携を図るのか、
また不審者が現れたときの情報をどのように収集するのかなど、危機管理体制を確立させることで子どもたちを守ることができます。
3つめは、安全管理を充実させることです。
正門に防犯カメラを設置するなどして不審者を監視する、また護身道具を準備しておくなど、普段から安全について意識しておく必要があります。
ではここでもう少し防犯教室・訓練についてみていきましょう。
子どもを守れる防犯教室・訓練の必要性
学校は不審者が侵入してきた際には、まず子どもたちの安全確保を行ない、それと同時に先生の安全を確保しなければいけません。
学校がしなければいけないことは、不審者が侵入してきたときは子どもや先生をいかに安全な場所に非難させることです。
多くの学校ではマニュアルを作成していますが、いざ緊急事態が起きたときはマニュアル通りにいかないことがほとんど。
だからこそ、マニュアルに基づいた実践的な防犯訓練を行なう必要がありますし、防犯教室でレクチャーを受ける必要があるのです。
防犯教室・訓練で学べること
防犯教室・訓練を実施すると、防犯に関する考え方が変わります。
防犯教室では、犯人がどのような心理で、どのような行動に出るのかを学ぶことができるだけでなく、
犯人が犯罪を発生させない方法や防犯対策のとり方を学ぶことができるのです。
また犯人が目の前に現れると、思ったように体が動かないときもあります。
その場合は防犯教室で教わる護身術を身につけておけば、いざというときに安心です。
このように防犯教室・訓練で学べることはたくさんあります。
学校に欠かすことができない防犯カメラの設置
学校は外部の方がたくさん訪れる場所でもあります。
基本的には入校許可証などで学校敷地内に入れる方を限定していますが、強引に敷地内に入ってくる人もいるでしょう。
そのような事態を防ぐために設置をおすすめするのが防犯カメラの設置です。
防犯カメラは設置しているだけでも防犯効力を発揮し、いざ不審者が学校敷地内に侵入してきたときもその様子を記録する機能をもっています。
学校敷地内といっても正門だけに防犯カメラを設置していては不十分ですので、人通りの多い通路や、校舎内の廊下など、複数の場所に設置する必要があるでしょう。
防犯カメラの映像は職員室や守衛室などで一括管理することができますので、不審者が学校敷地内に侵入しようとしてもあらかじめ警戒することができます。
早い段階で不審者の行動を把握することで、警察に通報したときに犯人の特徴を伝えやすいですし、
防犯カメラが不審者の動きを記録していますので、警察署へ情報提供を行なうことができるのです。
現段階で防犯カメラを設置していない学校があれば、早急に防犯カメラを設置することおすすめします。
前述のように正門だけでなく、主要な廊下などに防犯カメラを設置してください。
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まとめ
今回は防犯教室や防犯訓練から学ぶことができ対策についてご紹介しました。
防犯教室・訓練を受けると、これまでに知らなかった防犯の知識を知ることができますし、護身術などを見つけることができます。
頭の中で防犯のことを理解しているつもりでも、実際に防犯教室・訓練を受けると新たに見いだせることはたくさんあるでしょう。
機会があれば防犯教室・訓練を受けて子どもたちの命を守れるようにしてください。
また防犯効果の高い防犯カメラを設置することで、不審者の様子を記録することができるだけでなく、不審者の学校敷地内への侵入を防ぐことができます。
学校のさまざまなところに防犯カメラを設置して、子どもたちを守りましょう。
今回の記事を参考に、防犯教室・訓練を受けて緊急事態に備えて学校の子どもたちの身を守ってください。