カーテンは外出時の空き巣対策に必須!自分で防犯効果を高めよう!
家には財布、印鑑、貴金属などがあり、それらを狙ってくる空き巣。
空き巣対策にはさまざまなものがありますが、生活用品で欠かせない「カーテン」を使った防犯対策があるのをご存じでしょうか。
カーテンは遮光だけでなく室内を見えなくするもので、空き巣対策として十分に活用することができるのです。
今回は、カーテンを使用した防犯対策についてご紹介します。
空き巣の犯行の手口とは?
空き巣とは、留守の家を狙って室内へ侵入する犯罪のことをいいます。
2019年3月現在の警視庁データである「侵入窃盗の認知・検挙状況H20-H29の推移」をみると、
2013年の空き巣件数は約40,000件でしたが、件数は年々減少傾向にあり、2017年は約25,000件です。
空き巣の侵入手段はガラス破り、無施錠が最も多く、次いでピッキング・サムターン回しといった施錠開けが多くなっています。
空き巣の侵入口としてはベランダや部屋の窓からの割合が高く、玄関や勝手口から侵入してくる空き巣もいるのです。
空き巣は、出入り口が人目につきにくい住居を狙う傾向が高く、留守の時間が長かったり、普段から鍵をかけない家庭が狙われます。
コンビニやスーパーに短時間出かけるときやゴミを出しに行くといったタイミングでも、空き巣は犯行に及んできますので油断してはいけません。
空き巣対策に有効なカーテンを選ぼう!
空き巣対策の1つとして、カーテンの利用が挙げられます。
しかし1日中ドレープカーテンを閉めていると、かえって空き巣は「家に誰もいない」と察知するものです。
留守と察知されないためにも、日中はできる限りレースカーテンだけ閉めるようにしましょう。
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの長期間に渡って留守にする場合は、空き巣にとって絶好の犯行に及ぶことができるチャンスです。
この場合もドレープカーテンを閉め切ってしまうのではなく、うまくレースカーテンと併用することをおすすめします。
カーテンを選ぶときは以下の2点に留意してください。
ミラーレースカーテンを使う
カーテンには遮光率、色、柄など、さまざまな種類があります。
その中でも防犯性の高い「ミラーレースカーテン」をご存じでしょうか。
ミラーレースカーテンは外からの視線をシャットアウトし、昼夜問わず室内が見えにくいことから、
空き巣に室内を窺わせないようにすることができるのです。
ミラーレースカーテンにはさまざまな種類が用意されており、室内が見えにくいことはもちろんのこと、
遮像・遮熱・UVカット・花粉対策・防汚効果といった機能を備えたものもあります。
それに加えて高層マンションには装着が義務付けられている「防炎カーテン」の機能を備えたものもありますので、
空き巣だけでなく火災のときの燃え広がりも抑えてくれるのです。
女性は性別が特定されないカーテンを選ぶ
女性の一人暮らしの場合は、見た目が可愛らしいなど、カーテンを見ただけで女性が住んでいることが特定されないものを選びましょう。
空き巣が狙っているのは、もし住人に見つかり抵抗されても回避できる高齢者や女性です。
女性の一人暮らしの場合は無地やモダンなものを選ぶことで性別が分かりにくいですし、洗濯物を干すときは男性物と合わせて干すと防犯対策になります。
オートロックやセキュリティなどの防犯設備が整っている家であっても、空き巣は宅配業者などを装って建物に侵入してくる可能性もありますので、きちんと対策しておく必要があるのです。
すぐにできる防犯対策!家に防犯カメラを設置しよう!
カーテンで空き巣対策ができることをお分かりいただけましたでしょうか。
これを機にカーテンをお探しになっている方もおられると思いますが、家には複数の窓があり、
窓の数に合わせてカーテンをそろえるとなると、思った以上に費用がかかるものです。
そこで今すぐできる防犯対策としておすすめするのが、防犯カメラの設置です。
防犯カメラは設置しているだけでも空き巣を撃退することができますし、それでも空き巣が犯行に及んだとしても、
その様子をばっちり記録してくれますので犯人逮捕へつながる証拠にもなります。
「でも防犯カメラを買うくらいならカーテンを買ったほうが安いのでは?」とお思いでしょう。
最近では数多くの防犯カメラの種類が用意されており、安価なものだと数千円の商品もあります。
価格は安いと機能面などで心配されると思いますが、数時間の撮影を記録するのはもちろんのこと、
スマホやタブレットで、リアルタイムに防犯カメラからの映像を見ることができるのです。
また設置に工事は必要なく、置き型タイプの防犯カメラもありますので、購入してすぐに使用することができます。
一家に数台、防犯カメラを設置することであなたの家の防犯対策は万全になるでしょう。
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まとめ
今回は、カーテンを使用した防犯対策についてご紹介しました。
カーテンにはさまざまな種類があり、室内を見えなくするのはもちろんのこと、
ミラーレースカーテンのように高機能なものを使って空き巣対策をとることができるのです。
カーテンで防犯対策をする際は、カーテンのかけ方などを工夫して使いましょう。
また防犯対策の方法はカーテンだけでなく、さらに防犯効果を発揮する防犯カメラの設置をおすすめしました。
防犯カメラは簡単に設置できるものもあれば、カーテンより安く購入できるものもありますので、防犯カメラの購入も検討してみてください。
今回の記事を参考に、カーテンや防犯カメラで自分を家を空き巣から守りましょう。