あおり運転は罪や刑罰対象になる?加害者との会話は録画を!
最近、ニュースでもワイドショーでもたくさん取り上げられているあおり運転。
みなさんも、一度はあおり運転されたことはあるのではないでしょうか?
あおり運転に対する刑罰が問題視されています。
あおり運転について、明確なことが決まっていないためです。
あおり運転をした場合、どんな罪になり、刑罰が与えられるのでしょうか?
では、今回はあおり運転に対する刑罰について紹介していきます。
あおり運転とは?
そもそもあおり運転とはどのようなものなのでしょうか?
あおり運転というのは、危険な運転行為のことを言います。危険運転ともいいます。
例えば、前方の車との車間距離を詰たり、他の車に幅寄せすることがあおり運転とされています。
あおり運転は事故に繋がってしまうので、絶対にしてはいけないことなのです。
もし、あおり運転をされても無視をするか、警察に連絡したり、証拠を残しておく、
人が多い場所に車を停止させるということが必要になってきます。
あおり運転をする人の心理として、自分は運転が上手い、
気に食わないことがあったというような気持ちなので、
あなたが誰かにあおり運転を受けたとしても相手を刺激しないことが一番いいのです。
あおり運転はどんな罪?刑罰を紹介!
あおり運転をしてしまった場合、どのような刑罰になるのか?というのを知っていますか?
ニュースでは様々な刑罰が取り上げられています。
どれがどんな罪なのか?というのがはっきりとわからないという人も多いでしょう。
では、あおり運転をした場合の刑罰について紹介していきます。
道路交通法違反
車間を十分に確保していなかった場合、道路交通法違反になる可能性があります。
道路交通法26条では、前方車が急にブレーキを踏んでも衝突しない程度の車間距離を取るべきと定めています。
あおり運転で車間距離を詰めすぎてしまうと、道路交通法違反になってしまう可能性があるというわけです。
もし、車間距離を適切な距離空けていなかった場合、高速道路では3ヶ月以下の懲役、
5万円以下の罰金、一般道では5万円以下の罰金が課されることがあるので注意しましょう。
暴行罪
暴行罪は人に暴力を振るった時に適用されることはほとんどの人が把握しているでしょう。
実は、あおり運転における無理な幅寄せや相手に暴言を吐くなどといった行為も、暴行罪が適用される場合があります。
暴行罪が適用された場合、2年以下の懲役、30万円以下の罰金や拘留、科料が課されることになります。
危険運転致死傷罪
あおり運転によって交通事故が発生し、被害者が死傷してしまった場合、
危険運転致死傷罪が課される可能性があります。
危険な運転をし、事故が発生し、さらに被害者が死傷した場合に適用されるのですが、
あおり運転にも適用される場合もあるのです。
危険運転致死傷罪が課された場合、15年以下の懲役または1年以上の有期懲役になります。
殺人罪
あおり運転をし、被害者を死亡させてしまった場合、殺人罪が適用される場合もあります。
過去発生したあおり運転で殺人罪が適用された事例もありました。
殺人罪の場合は死刑か無期、5年以上の懲役になります。
あおり運転での加害者との会話は録画や録音を!
あおり運転の刑罰は、私たちが考えている以上にとても重いものなのです。
しかし、あおり運転を立証することは難しいのが現状です。
あおり運転を立証するためには、あおり運転されているときに映像を証拠として録画しておく必要があります。
あおり運転の行為を録画しておく方法としては、
・ドライブレコーダーで撮影しておく
・スマートフォンで撮影する
・ボイスレコーダーで録音する
これらが必要になってきます。
もちろん映像でしっかりと残しておいたほうが、後で強い証拠になるのでオススメです。
ドライブレコーダーであれば、あおり運転される前後の撮影もできるので、
ドライブレコーダーを設置しておくといいでしょう。
さらに、今のドライブレコーダーは進化しているので、
車内を撮影することができ、音声まで録音されているのが一般的です。
しかし、場合によっては音声まで録音できないものもあります。
なので、そんなときはボイスレコーダーなどを所持しておくか、
スマートフォンのアプリでボイスレコーダーをインストールしておくのがいいでしょう。
あおり運転が無くなるというのが一番いいのですが、あおり運転を無くすためにも普段から対策を取る必要があります。
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あおり運転の罪は重い!あおり運転には注意しよう!
今回はあおり運転に対する刑罰について紹介してきました。
あおり運転はとても危険な行為です。
あおり運転で人が死亡してしまうこともあります。
あおり運転をしてしまうと、道路交通法違反になったり、危険運転致死傷罪が適用されたり、殺人罪や暴行罪が適用される場合もあるのです。
あおり運転は絶対にしないということも大切ですし、あおり運転をされないためにもドライブレコーダーなどを設置しておく必要性もあります。
ぜひ参考にしてみてください。