海外旅行者に注意、ウクライナで実際に空き巣被害を体験した危険な話

日本人の海外旅行など海外の滞在先における危険性について、お話したいと思います。

インターネットの普及によるサービスのオープン化によって、

安い航空券やAirbnbなど民泊サービスを利用して、

低コストで海外旅行することができるようになりました。

大手旅行代理店を利用しなくとも、誰でもかんたんに航空券や宿泊の手配ができるようになり、

海外旅行がより身近になったといえます。

若い世代の間では、大手旅行代理店が提供する典型的なグループツアーなど、もう利用しないのではないでしょうか。

典型的なグループツアーとは、日本語を話すガイドさんが三角の旗を持ちながらグループに参加した旅行者を先導するタイプのものです。

こういったグループツアーに参加する旅行者は、世界のなかでも日本人、韓国人、中国人もしくは台湾人のの年配の旅行者だけだと思います。

非常にスポイルドされた海外旅行、日本語ではなんといいますか、過保護と言うのが適切かもしれません。

とにかく、フライトもホテルも食事する場所も旅行代理店がすべて手配し、日本語を話す現地人もしくは日本人ガイド付です。

集団で行動して、見て、聞いて、写真を撮るといった内容で、現地の人たちとコミュニケーションする機会はありません。

若い世代からすると、旅行代理店に支払う費用は高いし、非常に退屈な海外旅行のスタイルだと思います。

 

しかし、旅行者の安全を守るには非常に優れたツアーだとも言えます。

日本人でも若い世代の人たちは、航空券や宿泊は、インターネットを利用して自分で手配するようになっているはずです。

若い世代を中心に、バックパッカー、ノマドワーカーなど、非常に旅慣れた人たちがどんどん増えています。

すべてを自分でカスタマイズして行動する、現地の人と交流する、これぞ海外旅行の楽しさです。

海外旅行の危険性と無知な日本人

しかし、海外での非日常的な楽しさを満喫する余り、安心しきって行動していると、

足をすくわれるようなトラブルや危険な出来事に巻き込まれる可能性は大いにあります。

海外では、治安は日本と同等ではありません、日本の常識や日本のルールは通じません。

滞在中は、絶対に気を緩めず、常に警戒感をもちながら行動することが必要です。

なぜなら、多くの海外の国では、日本よりもはるかに治安が悪く、犯罪の発生率が高く、とくに金銭的なトラブルが発生する確率が高いからです。

一般的に安全だとされる国や都市でさえ、誘拐や殺人などの危険で凶悪な犯罪ではなくても、

空き巣や引ったくりなどの、貴重品を盗まれる軽犯罪に巻き込まれる可能性は大いにあるからです。

そして、日本人は騙されやすく、狙われやすいからです。

というのは、日本は島国であり、多人種との交流が少ないこともあり、他人種に慣れていません。

日本人というのは、一般的には、礼儀正しく、正直で謙虚であり、人を騙すことを知りません。

それに比べ、外国人というのはかんたんに人を信用しませんし、人を疑うことに慣れています

アジアのなかだけで比べても、日本人の特性は、他のアジア人と比べて異質です。

付け加えると、礼儀正しさと相手を思いやる精神が強い日本人は、はっきり「No」と意思表示できない側面があります。

日本人の特性を知っている一部の外国人は、騙す気満々でいたりするのです。

わたしは、長い間、海外に滞在しておりますが、自身の経験や友人からの助言でそういったことを理解することができました。

かんたんに言うと、海外では、日本人は完全に舐められています。

だからこそ、私たち日本人は、海外に滞在する際は、危険に対する気を緩めず、常に警戒感をもちながら行動することが必要なのです。

外国人のすべてが人を騙すわけはありませんし、一般の人はそういったことはしません。

ですが、一部の輩は、観光客を相手に金銭を奪ったり、騙したりすることは日常的です。

その手口が、日本人である私達からは想像もできないほど巧妙な手口であったりするのです。

ウクライナの首都キエフでの空き巣被害の実話

ここでわたしの体験談を話したいと思います。

私は、5年前からちょくちょくウクライナという国に旅行しています。

ウクライナの首都はキエフというヨーロッパのなかでは人口の多い都市です。

ウクライナに行く前は、行ったこともない日本人から、

非常に治安が悪く夜の9時以降は外出しないほうがいいなど根も葉もないことを吹き込まれたものです。

実際、首都キエフに滞在してみると、想像していたような治安の悪さとは程遠いものでした。

他のヨーロッパの都市と比べると、建物は古いし、人がまだまだカルティベイトされていないので、雰囲気は違うなというのはありますが、

キエフの中心地には、観光客も多く、長い歴史と平和を感じることができるウクライナの首都です。

実際にウクライナで危険で治安の悪い地域は、ウクライナ東部ドネツクといったロシアとの紛争が起きている危険地域のことです。

首都キエフにはマフィアがゴロゴロいるなんて、、、40年以上も過去の話だと、現地のウクライナ人から聞かされました。

事実を知らないのに、知ったかのように語る人は本当に厄介です。

さて、わたしは、首都キエフのなかでも、中心地のなかでも中心であるMaidanの近くに、Airbnbを利用してアパートを借りて滞在しておりました。

建物は古いですが、内装はリノベーションされており、快適の過ごせるアパートです。

ウクライナでは、建物のゲートやドアには番号で開錠するロック、部屋のドアに古いタイプの鍵が設置されていることが多いです。

日本では考えられないような、古くて、防犯効果の低そうなタイプの鍵です。

ちなみに、Airbnbで借りるアパートに、

セキュリティーボックスの設置を見たことはありません。

2ヶ月目からの家賃は、家主に交渉して、アパートにもよりますが、約10~12万円くらいだと思います。

この管理会社が所有するアパートの空きがある期間ごとに転々としておりました。

ウクライナに初めて滞在した時から、現地の女性と知り合い頻繁に遊んでいました。

もちろん、仲良くなれば、わたしのアパートに泊まり朝を迎えることは当然です。

初ウクライナの初月から、3人のウクライナ女性とルーティーンのように会っていました。

ある日、そのうちのひとりの女性と、夜の8時くらいに待ち合わせをして、飲みにいき、12時くらいにアパートに帰宅した日のことです。

アパートの建物のナンバーロックは故障していたのは知っていましたので、そのまま階段をあがり、部屋の鍵を開けようとしました。

何度、鍵を挿しても、鍵が空転して、鍵をあけることはできないのです。

30秒ほどして、「もしや!」と思い、ドアを押すと、ドアが開いたのです。

室内の電気をつけたまま外出しましたので、リビングのなかが見えました。

遠目から、そこには置いていないはずのスーツケースが、床の上で開かれ、周辺が散らかっていることが分かりました。

ここでやっと確信しました、空き巣に入られたのだと。。。。

まだ、なかに空き巣がいるのかとも疑い、身構えながらドアをドンドンと叩いたりして、様子を見ながら部屋に入りました。

まあ、部屋中、物色されていましたね。

スーツケースだけでなく、なにもかもが開けられていました。

わたしはここで思い出しました。

スーツケースのなかに、9000アメリカドルを入れていたことに。

盗まれたのは、貴重品である現金9000ドル以外に、日本円、ユーロ、他の通貨などの現金。

そのほかに、予備に持ってきていたiPhone6でした。

9000ドルは、日本円で約100万円です。

なぜ、9000ドルの大金を持ってきていたかといいますと、

ウクライナでは、ATMキャッシングする際にスキミング詐欺が横行している、

ATMがよく故障していて吸い込まれたクレジットカードが出てこないことがある

といった、インターネットからの情報を調べていたからです。

また、連続で9ヵ月間、日本を離れる旅で、なにかあったときにはという考えで、多くの現金を持ってきていたのです。

普段は、ノートパソコン、パスポート、現金やカード類などすべての貴重品をバックパックに入れて外出しているのですが、

この日は、財布以外はアパートに置いたまま外出していました。

キエフ滞在のあまりの楽しさに、完全に気が緩んでいました。

ノートパソコン2台、パスポートや他の貴重品は手をつけられていませんでした。

これはプロの手口です。

現金化に足がつくようなものには手をつけない。必要なものを盗んですぐに立ち去る。

もし、犯人に遭遇していたこを考えると、恐怖を感じましたね。

 

すぐに、アパートのマネージャーに連絡を入れアパートに来てもらい、警察を呼んでもらいました。

ごっつい腕をした4人の警官がアパートまでやってきて、

ドラマで見るような指紋をとるための現場検証と面談で3時間ほど滞在しておりました。

その後、足早に去っていきました。

アパートのマネージャーが言うには、近隣の他の建物でも空き巣がおこったというのです。

それが本当かどうかは分かりません。

夜中3時を超えておりましたが、アパートのマネージャーがドアの鍵を、新しいものに変えてくれました。

そして、翌日には違うアパートへの移動を手配してくれました。

しかし、解せませんでした。

なぜ、私のアパートが狙われたのか、、、

頭によぎったのは

複数の現地ウクライナ女性の友達、、

そのうち、事件が起きたアパートを知っているのはひとり

その彼女とは、頻繁に会っており、まさかな。。。と

残りの女性は、建物や部屋の位置まで知らない。

あとは、同じ建物内の近隣住人による犯行

そして、アパート関係者による犯行

わたしの中では、このアパートのマネージャーおよび関係者、事件が起きたアパートを知っている女性が容疑者でした。

まあ、疑ったところで、誰を追求できるものではありません。

アパートのマネージャーは、前日以前に尾行されて、狙われていた可能性もあると言っておりました。

この事件を、一番信用しているウクライナ女性の友人に報告したところ、「ウクライナの警察なんて絶対に信用できないし、事件解決などしないから諦めなさい」と。

翌日と別に日にも、アパートのマネージャー同行で警察署に行くことになりました。

盗難届けを提出するのと、盗難被害の証明をもらうためです。

主任警官の小さな部屋での手続きがありましたが、私たちの椅子などなく立ったままでの手続きです。

30代前半であろう主任警官は、50歳に近い年齢のマネージャー男性に対して、
椅子に座ったまま、とても偉そうに話していたことだけは、ウクライナ語が分からない私ですらすぐに分かりました。

ウクライナのように共産主義から開放されて日が浅い後進国では、警察の権力の強さを非常に感じました。

海外で警察のお世話になるのは本当にご免です。

 

海外旅行の際の防犯対策

 

海外で損害があった場合の、クレジットカード保険の補償

クレジットカードにも拠りますが、海外で起きた損害について、

日本を出国以後3ヶ月以内に発生したものに対して、保険によるなんらかの補償があります。

私も空き巣被害について、クレジットカード会社提携の保険会社に問合せをしました。

結果として、

盗まれた現金については補償対象外です。

盗まれた物品については、その物品の時価に対する7割が補償されます。

私の場合は、iPhone6の時価に対しての7割である保険金が支払われました。

9000ドルという大金を失ったショックの大きさはありましたが、ゼロよりマシです。

 

スーツケースのロック(鍵)について

誰もが旅行の際に使う、スーツケース

私はブランド品であるRIMOWAのスーツケースを使っています。

2つのフックを引っ掛けて留める番号ダイヤル式のものです。

このロックは、缶詰切りの歯で、かんたんに外されていました。

今回分かったことは、高額なRIMOWAのスーツケースはかんたんにロックを外されるということです。

実際に、当時の日本の代理店であった林五商店にも、電話にて問合せ状況を説明しましたが、

RIMOWAのスーツケースのロックはかんたんに外すことができることを認めてられました。

ハードタイプのスーツケースは、輸送中の荷物の破損は防げますが、ロックしても貴重品を守る役割は果たしません。

 

 

空き巣被害で痛感した海外旅行中の心得

大金を所持しない。

治安のいい場所に宿泊する。

貴重品はホテルのフロントに預けるか、セキュリティーボックスに保管する。

アパートに宿泊の場合は、貴重品は所持して外出する。

貴重品をスーツケースのなかには保管しない。

 

証拠を記録するミニ録画機

海外のアパートに滞在する際は、小型の録画機を持参するようにしております。

いつもではありませんが、警備が薄いアパートだったり、夜間の留守中には、

アパートのどこかに見つからないように小型の録画機を設置するようにしています。

小型の録画機とは、マイクロSDカードが内蔵できるほんとに小さな録画機のことです。

バッテリーを内蔵しているものがほとんどで、充電しなくても長時間稼動します。

録画しても被害は防げませんが、犯人は特定できます。

事件の際、この録画機を設定していれば、どうなったことでしょうか。

警官も驚いたに違いありません。

もしかしたら、盗まれた金品が戻ってきた可能性もあったかもしれません。

一般の旅行者の方には、必要ないかもしれませんが、

海外に長期滞在する旅行者の方には、考えて欲しい対策です。

録画した映像証拠に勝るものはありません。

 

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まとめ

私が偶然にも空き巣被害に合ってしまったのは、

大金を所持していたことと、

女性にうつつを抜かし警戒感が緩んでいたことです。

反省しかありませんね。

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